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巨大投資銀行(下) (角川文庫)
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| 分類: | 本
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| 発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 820 (消費税込)
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金融マンとは 上巻では3人のストーリーがほぼ均等に出てきたが、下巻では桂木メインで話は進んでいく。「そうだ!これが投資銀行のビジネスだ!」と上巻で再確認でき、モチベーションが上がったのだが、下巻では人間味溢れる暖かい気持ちにさせてくれ、上下では全く別の本だと感じた。下巻のテーマは「金融マンはどうあるべきか」だ。
今の若い人たちは金の良さだけで投資銀行を選ぶ傾向にある。新卒で大きな責任を与えられて日系よりも成長が早いことを理由にする人もいるが(もちろんこれは的を得ている)、昨今景気が悪くなった途端に世の中安定志向に走る具合が非常に残念だ。桂木は景気悪化による左遷にも耐え、モルスタで着々と成果を上げていく。それまで金のために仕事をしていた感があるが、興銀(本書では産銀と書かれている)常務にスカウトされてその考えが変わっていく。「今までの経験を日本に還元しなくては。」
この本を読んで、橘(トレーダー)がいいか、桂木(カバレッジ)がいいかはっきりと分かれるだろう。成功したときの金がいいのは前者だが、世の中を動かせるのは後者なのだ。本書を是非若い人たちに読んで欲しい。
最後まで読むと、みずほFGの汚い内部事情や"桂木英二"の"英二"がどういう意味を持っているか分かるところも楽しい。
素晴らしいが・・・ 素晴らしい小説でした。減点主義でしか人を見ようとしない邦銀は日本の学校と全く同じで高校教師として感じるところが多々ありました。ただ、一つだけ減点をさせてもらえば、トラファルガー広場の説明で、イギリス艦隊がスペインの無敵艦隊を破ったことを記念して…とありましたが、トラファルガー広場はネルソン提督がナポレオンのフランス艦隊を破ったことを記念して造られたものです。あまりに初歩的なミスなので、少し残念でした。
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